熊谷 友理子 先生 スマイルイノベーション矯正歯科
講演・研修イベント
第9回 日本アライナー矯正歯科研究会 (2022)
- 小児患者のためのアライナー矯正治療
第6回 日本アライナー矯正歯科研究会 (2019)
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アライナー矯正治療における晩期残存乳歯のスペースクローズ
Space closure with aligners with late stage residual primary teeth. - 成人における永久歯の先天欠損においては第二小臼歯の頻度が最も高いとされる。先天欠損の場合の治療オプションは、デンタルインプラント、ブリッジなどの処置もあるが、矯正治療にてスペースクローズが計画される場合もある。
晩期残存乳歯は根がすでに吸収しており骨幅が狭窄しているなどの理由から、永久歯の先天欠損部のスペースクローズは困難な場合が多い。
今回は、
1)上下顎前突を主訴に来院され、下顎両側第二小臼歯欠損で第二乳臼歯の晩期残存を認めた症例。上顎両側第一小臼歯、下顎両側第二乳臼歯を抜歯してアライナーにてスペースクローズした症例
3)反対咬合を主訴に来院され、下顎両側第二小臼歯欠損で第二乳臼歯の晩期残存を認めた症例。
戦略的に乳歯を抜歯した2症例を供覧する。
日本大学歯学部に在学中から本郷さくら矯正歯科の尾島賢治先生の元でインビザライン 矯正治療の研修を受ける。卒業後、同医院に就職し、現在は医療法人社団スマイルイノーべションにてインビザライン 矯正治療を専門に行う。
2018年イタリアのGran Torino Study Club(Dr. Francesco Garino / Dr. Tommaso Castroflorio) のインビザライン コースを修了