坂本 紗有見 先生 銀座並木通り坂本矯正歯科クリニック
講演・研修イベント
第3回 日本アライナー矯正歯科研究会
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【患者のQOL向上を目的とした2D(Bi-Dimensional)リンガルブラケット&CPA(Clear Plastic Appliance)システムを用いた前歯部限局矯正歯科治療と口腔筋機能療法(MFT)】
Limited Orthodontic Treatment of Anterior teeth Using a System combining 2D(Bi-Dimensional Bracket and CPA(Clear Plastic Appliance)to Improve QOL of Patients - 当院には、立地の特異性か永久歯列矯正歯科治療患者が多く来院する。矯正歯科治療は、子供の時しかできないという概念から近年は、成人の永久歯列矯正歯科治療への関心も高まりつつあり、患者自身が審美的観点や生涯における健康等を考え、QOL向上のためにと矯正歯科治療を希望する患者が多くなってきている事は、矯正専門開業医院の皆様においては、日々実感されている事と思う。遺伝的要因に加え、環境的要因(食生活、口腔機能不良等)や加齢などから考えられる前歯部数本の叢生の改善を希望する患者には、限局的矯正歯科治療とはいえ中高生、成人患者それぞれに社会生活があるため、できる限り見えず、スピーディーに痛みも少ない治療の提供が要求される。
そこで第1回本研究会で講演した患者のQOL向上を叶え、また患者の要望に応える新しい限局矯正治療のシステムの一つである「2D(Bi-Dimensional)リンガルブラケット&CPA(Clear Plastic Appliance)システム」の適応症・非適応症に加え、他のシステムの利点欠点を交えながら治療を行った症例を供覧し、形態改善のみならず口腔筋機能療法(MFT)を併用した治療の重要性についても
提案できればと思う。
Dentists specializing in orthodontics have many patients who visit the clinic for orthodontic tooth movement of permanent dentition.
Given that orthodontic treatment is generally considered to be feasible only in children, recently there is an increasing interest in the orthodontic tooth movement of permanent dentition in adults and an increasing number of patients request orthodontic treatment to improve their quality of life (
QOL) from their own perspective of aesthetics and lifetime health.For those patients who want to improve tooth crowding of a few anterior teeth, which is considered to associated with environmental factors (eating habits,oral dysfunction,etc.),aging and so forth besides genetic factors,the treatment-even if limited orthodontic treatment –must be as inconspicuous as possible,speedy , and painless, since patients such as high school students and adults have their own social life.
The 2D(Bi-Dimensional) Lingual Bracket &CPA(Clear Plastic Appliance)System introduced in the present study is a new limited orthodontic treatment system that improves the QOL of patients and satisfies their needs.
We present a few cases comprising indications in which this was used.
第1回 日本アライナー矯正歯科研究会
- 【患者のQOL向上を目的とした2D(Bi-Dimensional)リンガルブラケット&CPA(Clear Plastic Appliance)システムを用いた前歯部限局矯正歯科治療】
- 当院には、立地の特異性か永久歯列矯正歯科治療患者が多く来院する。矯正歯科治療は、子供の時しかできないという概念から近年は、成人の永久歯列矯正歯科治療への関心も高まりつつあり、患者自身が審美的観点や生涯における健康等を考え、QOL向上のためにと矯正歯科治療を希望する患者が多くなってきている事は、矯正専門開業医院の皆様においては、日々実感されている事と思う。遺伝的要因に加え、環境的要因(食生活、口腔機能不良等)や加齢などから考えられる前歯部数本の叢生の改善を希望する患者には、限局的矯正歯科治療とはいえ中高生、成人患者それぞれに社会生活があるため、できる限り見えず、スピーディーに痛みも少ない治療の提供が要求される。
そこで「2D(Bi-Dimensional)リンガルブラケット&CPA(Clear Plastic Appliance)システム」は、患者のQOL向上を叶え、また患者の要望に応える新しい限局矯正治療のシステムの一つである。このシステムの適応症・非適応症を交えながら治療を行った症例を供覧する。
来歴
1986年 | 東京歯科大学卒業 東京歯科大学卒業後、東京歯科大学歯科矯正学講座 入局 |
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1996年 | 坂本歯科 副院長 |
2005年 | 銀座並木通り坂本矯正歯科クリニック 院長 |
主な講演・学会
日本矯正歯科学会 認定医 日本臨床矯正歯科医会 医療管理担当理事 日本成人矯正歯科学会理事 日本舌側矯正歯科学会 東京矯正歯科学会 日本アンチエイジング歯科学会 常任理事 日本アンチエイジング歯科学会 認定医 日本アンチエイジング歯科学会プリメントアドバイザー認定 日本アンチエイジング歯科学会メディカルアロマコーディネーター認定 日本アンチエイジング歯科学会ビューティーアドバイザー認定 バクテリアセラピスト認定 日本歯科人間ドック学会 認定医 日本歯周病学会 日本抗加齢医学会 抗加齢歯科医学研究会 日本顎変形症学会 日本口蓋裂学会 日本口腔筋機能療法学会 ラクトフェリン研究会 バイオプログレッシブ・スタディクラブ 東京都女性歯科医師の会 WDC(Women Dentists Club) |