長尾 龍典 先生 ながお歯科クリニック
講演・研修イベント
第10回 日本アライナー矯正歯科研究会 (2023)
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デジタル矯正診断の現在、そして未来 〜スマイルアーキテクトがもたらすもの〜
Digital Orthodontic Diagnostics of Today and Tomorrow 〜The Work of Smile Architects~ - 歯科界におけるデジタル化が口腔内スキャナ(以下 IOS)を起点に進んでいる。
今までバラバラであったCBCTのDICOMデータ、IOSのSTLやPLYデータの統合がソフトウェア上で可能になった。それだけに留まらず、顔貌データとの重ね合わせやAIによる動画との重ね合わせ技術も進み、今まで3次元化するには模型上でしかできなかったことが、デジタル上で3D画像として患者にも提供できるようになってきた。この技術は矯正治療、補綴治療と細分化されてきた歯科医療分野を、シームレスに全体を見渡した検査診断、治療ゴールから逆算した治療計画、治療中の患者管理まで一元化できる時代がすぐそこまできていることを示唆している。
今回は成人矯正において補綴設計の考え方を組み入れることでよりシンプルにデジタル矯正を行う手法を紹介したい。
第7回 日本アライナー矯正歯科研究会 (2020)
- 矯正と補綴の融合 ~アライナー矯正の可能性とゴール設定~
- 近年、歯科界においてもデジタル化の進歩はめざましく、
アライナー矯正はデジタルの恩恵を受けるだけでなく、その発展
の礎となっています。
アライナー矯正を機に、初めて矯正にトライする先生には必ず抑
えておいてほしいポイントがあります。それは『ゴールの設定』、つ
まり『噛み合わせ』を捉えるということ。
今回は、GPの視点からどのように『矯正』と『補綴』を融合させてい
くのか、症例を交えて供覧したいと思います。
来歴
2000年 | 九州歯科大学卒業 |
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2003年 | 京都市 五十嵐歯科医院勤務 |
2008年 | ながお歯科クリニック開設 |