Dr. Kazuhiro Ishii
Abstract
Japan Academy of Aligner Orthodontics 2016
- "How much can we do extraction treatment by Invisalaign? - in comparison with Standard Edgewise Technique-
- 日本人の矯正治療の満足度は、歯並びがよくなるだけではなく、前歯の後方移動による口もとの改善によっても高まります。また治療の安定性(長期予後)を考慮すると、上下顎のオリジナルアーチの形や幅などを維持すること、前歯から臼歯までしっかり咬ませることが大切であると考えます。そのような背景から当院ではスタンダードエッジワイズ装置による小臼歯抜歯治療を積極的に行っています。
さて最近ではインビザライン治療においても、尾島先生をはじめとする日本人ドクターの活躍により抜歯治療の可能性が確認されつつあり、さらなる発展が望まれています。
そこで今回は日々行っているスタンダードエッジワイズ装置による治療について今一度振り返るとともに、その治療を通じてできることがインビザラインでも可能なのかどうかを自分の経験ならびに文献やインビザラインギャラリーの症例等を通じて検証し、インビザラインによる抜歯治療の将来性を前向きに探りたいと思います。
History
1988 | 新潟大学歯学部卒業 |
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1992 | 博士(歯学) 新潟大学歯学部歯科矯正学講座 医員 |
1994 | 同 助手 |
1994 - 1996 | カルフォルニア大学サンフランシスコ校・ 顎顔面奇形センター勤務 |
2001 | 新潟大学大学院医歯学総合研究科咬合制御学分野 助手 |
2002 | 矯正歯科石井クリニック開院(石川県小松市) |
日本矯正歯科学会 指導医(2001年9月)
日本矯正歯科学会 認定医(1996年9月)
日本矯正歯科協会(JIO)歯科矯正専門医 認定(2008年10月)
World Federation of Orthodontists Fellow
American Association of Orthodontists Member
European Orthodontic Society Member